株価最高値の「お金の使い方」
最近、株価が最高値を更新している。
投資の話題があちこちで聞こえ、資産が一気に増えた人も多い。
いわゆる「成金」が増えた時代だ。
でも、ふと思う。
お金って、
本当に「増やすこと」がゴールなんだろうか。
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本を読んでいて、こんな一節に出会った。
超富裕層の人たちは
「どうやって稼ぐか」よりも
「どうやって使うか」を真剣に考えている、と。
言われてみれば当たり前だ。
いくら稼いでも、
使い方を知らなければ、ただの数字にすぎない。
ブランド物を買い漁る。
高級車を何台も並べる。
必要以上の贅沢を繰り返す。
それは豊かさではなく、ただの不安の裏返しだ。
「失いたくない」という心が、モノを増やしていく。
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使い方を誤れば、
お金は人を豊かにするどころか、欲の奴隷にする。
もっと稼ぎたい。
もっと増やしたい。
もっと上へ。
その先にあるのは、豊かさではなく焦りだ。
「金はあっても困らない」という言葉を真に受けて、
お金だけを追い続ける人もいるが、
それはただの信仰に近い。
本当の余裕は、
足るを知っている人にしか生まれない。
お金に振り回されているうちは、
まだ豊かとは言えない。
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本当の意味でお金を持っている人は逆だ。
学びに使う。
体験に使う。
人との時間に使う。
文化や芸術に使う。
誰かの未来に使う。
つまり、
価値が残ることに使う。
だからその人には「品」が出る。
お金が人格をつくるのではない。
使い方が人格をつくる。
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算命学で言えば、これは「器」の話に近い。
財はエネルギーだ。
器が小さいまま財だけ増えれば、溢れて崩れる。
器が整っていれば、財は自然と循環する。
だから先に磨くべきなのは、金運ではなく、
人間としての格なのだと思う。
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株価が上がるのは悪いことじゃない。
お金を持つことも悪いことじゃない。
でも、
いくら儲けたかより、
何に使ったか。
最後に残るのは通帳の数字じゃない。
その人の生き方だ。
これからの時代はきっと、
稼ぐ人より、使い方が美しい人が格好いい。
そんな気がしている。
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