占い師☆伽鳳(かほう)

本命星と月命星の違い|同じ九星でも性格・吉方位が変わる理由

九星気学では、「本命星」と「月命星」という二つの星を確認します。

一般に「私は六白金星です」「私は一白水星です」と言う場合は、本命星を指しています。しかし、本命星が同じ人でも、考え方や行動の仕方、吉方位・凶方位まで全員が同じになるわけではありません。

その違いを確認するために必要になるのが月命星です。

このページでは、本命星と月命星の違い、調べるときの注意点、方位判断で両方を確認する理由を解説します。

【本命星とは】

本命星は、生まれた年をもとに決まる九星です。

九星は、次の9種類に分かれます。

・一白水星
・二黒土星
・三碧木星
・四緑木星
・五黄土星
・六白金星
・七赤金星
・八白土星
・九紫火星

本命星は、その人の基本となる性質や行動傾向を見る入口になります。

また、旅行や引っ越しの吉方位・凶方位を判断するときにも、基本となる星です。

【月命星とは】

月命星は、生まれた月をもとに決まる九星です。

ただし、通常のカレンダーの1日から月が切り替わるわけではありません。

九星気学では、立春・啓蟄・清明などの「節入り」を月の境目として考えます。そのため、同じ3月生まれでも、啓蟄より前に生まれた方と、啓蟄以降に生まれた方では、月命星が変わる場合があります。

また、月命星は単純に誕生月だけで決まるものではなく、生まれた年との組み合わせも確認します。

早見表や自動計算を利用するときは、通常の月ではなく、節入りに対応しているかを確認する必要があります。

【本命星と月命星の違い】

本命星と月命星の最も大きな違いは、星を出す基準です。

■ 本命星
生まれた年をもとに決まります。

■ 月命星
生まれた月と、生まれた年との関係をもとに決まります。

たとえば、本命星が同じ六白金星の人でも、生まれた月が違えば月命星が異なります。

そのため、同じ六白金星だからといって、性格、判断の仕方、人との接し方、方位の条件まで、すべて同じになるわけではありません。

【同じ本命星でも違いが出る理由】

本命星は、その人の基本となる星です。

一方、月命星は、本命星だけでは分からない内面や環境への反応を見る材料として使われます。

ただし、本命星と月命星を性格のどの部分に当てはめるかは、流派によって解釈が異なります。

大切なのは、本命星だけを見て、

「六白金星だから必ず強い性格」
「一白水星だから全員おとなしい」
「九紫火星だから全員華やか」

と決めつけないことです。

九星は一つだけで判断するのではなく、本命星と月命星の組み合わせや、実際の生活環境、年齢、経験なども合わせて見ます。

【方位を見るときに月命星が必要な理由】

吉方位や凶方位を確認するとき、本命星だけを見た一覧表が多く使われています。

しかし、本命星にとって問題のない方位でも、月命星との関係では注意が必要になる場合があります。

実際の方位判断では、少なくとも次の条件を確認します。

・本人の本命星
・本人の月命星
・移動する年の年盤
・移動する月の月盤
・実際に動く日の日盤
・現在地から目的地までの方位
・移動する距離
・滞在する期間
・旅行なのか引っ越しなのか

本命星だけを確認して「今年は東が吉方位」と決めても、すべての人が同じように使えるとは限りません。

【本命星が同じ家族でも、方位は同じとは限らない】

家族で引っ越す場合、家族全員の本命星が同じとは限りません。

仮に本命星が同じ家族がいても、月命星が違う場合があります。

そのため、一人にとってよい方位が、家族全員にとって同じようによいとは限りません。

家族での引っ越しでは、次の内容を一人ずつ確認します。

・家族全員の生年月日
・本命星と月命星
・現在の住所
・新居の住所
・実際に新居で生活を始める日
・仕事や学校の都合
・移動後に生活する期間

全員が完全に同じ条件になるとは限らないため、誰を中心に考えるのか、避けるべき方位があるのかを整理します。

【本命星と月命星を調べるときの注意点】

本命星と月命星は、次のような場合に間違えやすくなります。

・1月から2月上旬に生まれた
・立春当日に生まれた
・各月の節入り付近に生まれた
・出生時刻が分からない
・海外で生まれた
・通常のカレンダー月で月命星を決めた
・本命星だけを表示する早見表を使った
・複数の自動計算で違う結果が出た

特に年や月の境目に生まれた方は、生年月日だけでなく、出生時刻や出生地まで確認が必要になる場合があります。

【本命星と月命星が同じ場合】

本命星と月命星が同じ九星になる方もいます。

この場合でも、「その星の特徴が必ず二倍になる」と単純に決めることはできません。

性格を見る場合も、方位を見る場合も、二つの星が同じであることだけで結論を出さず、ほかの条件と合わせて判断します。

【本命星と月命星だけで運勢は決まらない】

本命星と月命星は、九星気学を理解するための重要な基本です。

しかし、この二つだけで、性格、結婚、仕事、引っ越し、吉方位のすべてが決まるわけではありません。

方位を見る場合は、年盤・月盤・日盤、現在地、目的地、距離、移動期間なども必要です。

また、人生の問題を考える場合は、本人の現在の状況や、なぜその行動を考えているのかも確認する必要があります。

【まとめ】

本命星は、生まれた年をもとに決まる基本の九星です。

月命星は、生まれた月と生まれた年との関係から決まり、本命星だけでは分からない部分を見る材料になります。

月命星は通常のカレンダー月ではなく、節入りを基準に確認するため、月初めや節入り付近に生まれた方は注意が必要です。

吉方位や引っ越し方位を判断するときは、本命星だけでなく月命星も確認します。

同じ本命星の人でも、月命星、現在地、移動時期、目的地が違えば、使える方位や注意点は同じではありません。

 

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