24時間テレビ 愛は地球を救う
今年も恒例の『24時間テレビ愛は地球を救う』(日本テレビ)が放映されました。
1年に一度、“同じ船に乗っている我われ仲間たち”の個性を実感して、共有できる大切な時間でした。
番組内の家族のカタチの特集では、
特別養子縁組によって家族になった方々の話がありました。
孤児院から子供をもらって育てたご夫婦。
その中で男性が、『僕も孤児院の出身なんです。(親に対して、)孤児院に捨ててくれてありがとう』と。
生まれて初めて聞いたこの『ワード』に、胸が詰まりました。
“生かしてさえもくれない親もいる、そうか、、、そういうこともあるんだな”と、改めて考えさせられました。
わたくしのところにお出で下さるお客様の中には、ご家族をなくされた方や簡単には府に落とせない悩みを抱えた方が多くいらっしゃいます。
誰もが多かれ少なかれ、それぞれの人生でそれぞれの荷物を背負っています。
時に互いが、一緒に担いだり、応援したりしてあげれるのではないかなと思います。
そんな温かい思いを番組から頂いてます。
一方、この番組に否定的な方も(SNS等でも)いらっしゃるようですが、いずれ意義をご理解頂くことでしょう。
みやぞんさんがマラソンを担当し、見事走り切りましたね。
みんながそれぞれ自分の役割を果たし、それぞれが頑張っている姿は素敵です。
それぞれの与えられた役目を果たすことは、大人として当たり前のことですが、
今年もニュースを見れば、一部の大人の行動に、恥ずかしい思いを感じてしまいます。
文科省元官僚の身内の裏口入学、某大学アメフト部元監督の暴君、元ボクシング協会会長の不正、ほか山ほどあります。
多くの善意の大人で成り立っていることも事実です。
スーパーボランティアと言われる尾畑春夫さんのような方もいっぱいいらっしゃるのです。
このTVの意義を感じます。
伽鳳
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