占い師☆伽鳳(かほう)

2017年、時代の転換期①


 
年初にお伝えした通り、今年は日本にとって時代の転換期の年です。
2016年が一つの節目となり、2017年から新時代に入ります。
今年に起きたことは、必然的に時代に符合します。
検証してみましょう。

時代の転換期とは、あるいみ“昭和、平成”という常識が一つの“区切りを迎えた年”ということです。
今年を振り返れば、その様子を伺えるわけです。
①現職アメリカ大統領、オバマ氏が広島に来訪し、安倍総理も真珠湾に訪問しました。
②次期アメリカ大統領に実業家のトランプ氏が当選
③天皇陛下譲位のニュース、
④これまでの時代を支えた昭和のスターや時代をけん引したタレントが、昨年から今年にかけ、ご逝去の報道の多見。
⑤自民党の安定政権の確立

詳細を掘り下げると、
年初3月にNHKがドラマ放映した、黒柳徹子作『トットチャン』
昭和をつくりあげた人たちが主演となり、森重久弥さんや、坂本九さんや、渥美二郎さんらが、鎮魂歌のように懐かしく見られました
そして今年に入り、野坂昭如さん、永六輔さん、大橋巨泉さん、蜷川幸雄さんもご逝去され
昭和の時代が幕を閉じて行くのを感じます。
昨年は高倉健さん、菅原文太さんと、時代を支えたものが無くなり、これから新時代予見する過渡期を感じます。

また、有名人の闘病の告白も今年ほど目立つ年はありません。これも、生きているという意味を我々が真剣に考えるべき時の過渡期の一つかもしれません。
そして、我々の時代に輝き続け、寄り添っていたSMAPの解散も同様です。
寂しい限りですが時代の変化、世代交代の波が全てにおいて訪れています。

今年はその転換期の最後の年に当たり、事象が混在しております。
来年からは急速に新しい時代の変化に向かうことでしょう。
これまでの昭和の常識が通用しないということです。
予兆はすでに起きています。
先般、強行採決に近い、カジノ法案の参院通過も時代の流れです。
予測がつかない新時代になるのですから、適応力を身に付けることが、新時代を生き抜くすべになります。
昭和初期に活躍した団塊の世代が、当時の若者コンピュータ世代に通用しなくなったのと同様に、今の50代60代の世代の感性が、20代30代に通用しなくなるのです。

天皇陛下の譲位問題は、含みが非常に多い問題になるのですが、。
日本国憲法の改正論議が持ち上がる一方で、その議論を反らすかのようなタイミングは、偶然ではないのでしょう。
この憲法改正は、この先の日本国の運気に多大な影響を及ぼします。

また、先のアメリカの大統領選挙での実業家トランプ氏就任も、日本への未知の影響は多大です。

このような時代の変換期ですから、みんなが準備をするべき時ともいえるのでしょう。
原発の問題もさることながら、うわべだけでは生きてはいけない時代であり、
その付けが、他のことでも同様に回ることになりかねません。

以前、野坂昭如氏が述べた、“活字を迂闊に信じるな”(言葉の真意をみなさい、見ためや情報で左右されてはいけない)の趣旨の言葉を今も思い出します。

よく見聞きし時代に対応して生きること。
その準備がこれから始まる安定期の20年をつくりあげるのです。

伽鳳

 

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